2020年3月24日火曜日

とても不思議な問題!第二弾!!!!!

こんにちは!
東京理科大1年理工学部数学科のアシスタントアドバイザー福田です。
今回も直感に反する確率問題について書きます!

ここに見分けのつかない2つのサイコロがある。
サイコロは完璧で、どの目も等しい確率で出る。
私はあなたに背を向けてそれらを振ったため、出目は確認できなかった。
しかし私は2つのサイコロの出目を、あなたにわからないように見ながら
「少なくとも1つは6が出てますよ」と言う。
私の言うことが本当ならば、両方とも6である確率はどれぐらいだろう。
考えてみてください!













〜〜〜答え〜〜〜
サイコロで出る目は互いに独立なので6分の1……としてはいけません!
確率の操作の基本に「同じサイコロでも区別する」というのがあります!
普通はサイコロの出目は全部で36通りあります。
まず少なくとも1つが6出たときのサイコロの出方の総数を考えます。

サイコロAが6でたらサイコロBは何でもいいから6通り。
他に、サイコロBが6出たときサイコロAは1〜5の5通り。
合わせて11通り。
つまり少なくとも6が1つ出ること自体が確率36分の11ということになります。
でも、問題文より少なくとも6が1つ出てる前提なので、この確率は考えないでよいです。
今回はサイコロの出目の総数が11通りです!
その中でサイコロA、サイコロBどちらも6が出るのは1通りです。
よって確率11分の1です!

もう一度確認すると、ここで気付くべきなのは
「そもそも片方が6じゃないとゲームが始まらない」という事実。
つまり、「少なくとも1つのサイコロは6である」という前提条件が必要ってことです!
これは数学Aで条件付き確率の考え方です。
条件付き確率は考え方が難しいのですが、まあまあテストの出てきます。
しっかり理解しましょう!!!!!