2020年1月17日金曜日

センター試験前に思うこと

こんにちは。
河合塾マナビス校の校舎長永井です。

いよいよセンター試験になります。
これから、一般受験が本格的にスタートします。
本日も、11時から開講しております。
高校が休みの生徒さん、高校が終わった生徒さんが来てくれています。
3年生が多いですが、2年生も1年生も、受験に向けて学習しています。

毎年、受験の時期になると色々、感慨深いものがあります。
当然、お通いの生徒さんが普段通りの力が発揮できるように。
そして、全国の受験生が無事に、受験が終わりますように。

センター試験の日にはなぜか、よく雪が降ります。
私も大昔でしたが、田舎の受験会場だったため、大雪でした。
自転車は難しかったので、タクシーで向かった記憶があります。
寒い時期ですので、風邪やインフルエンザに気を付けてください。

さて、なぜ多くの高校生が大学へ進学するのか。
もっというと、いわゆる有名大学、難関大学を希望するのか。
色々な理由があると思います。
そして、色々な答えもあると思います。
河合塾マナビス草加校も当然、塾や予備校の役割は合格、進学への希望を叶えること。
そのために、自分自身に向き合って、努力し、自分自身を見つめながら努力しているかと思います。
それを応援し、効率よく進められるようにし、途中で投げ出さなないように指導します。
その中間地点に、中学受験や高校受験があることが多いです。

しかし、大学受験はあくまでプロセスです。
受験をよくマラソンに例えます。
マラソンでしたら、ゴールがあり、そこで終了です。
しかし、受験があり大学があり卒業したあとも、人生は続きます。
大学に進学しなくてはいけないわけではありません。
専門学校もあるし、高校卒業後に就職し、はやくから仕事を始めれることも可能です。
希望する大学へ進学、卒業する場合は、その後の人生をよりよくするために、
おそらく自分自身を律し、高め、努力し、自分自身に向き合う時間を確保できます。

東京大学での入学式の挨拶にありました。
世の中、公平なことばかりではありません。
努力や取り組みが必ずしも報われるわけではありません。
遺伝や環境によって、影響されてしまうことは多くあります。
自分より才能が豊かで、努力をしている人は世界中にたくさんいるかもしれません。

それでもなぜ受験をするのか。
それは、努力すること、自分自身の特性を自分自身が知ることだと思います。
また、スポーツほど遺伝的な影響が少ないのが勉強です。
比較的、公平なことが多く、努力や準備が報われやすいです。
高校生の努力や準備が報われるような受験であってほしいです。