こんにちは。
アシスタントアドバイザーの小川です。
明治大学国際日本学部1年で、中野キャンパスに通学しています。
電車での通学時間があまりにも暇なので、
本を読んでみることにしました。
そこで、最近ハイデガーという哲学者の考え方にハマったのですが、
結構、勇気をもらえることを言っているので、簡単に紹介しようと思います。
そもそも、ハイデガーという人物は、実存主義者の一人としてよく知られています。
世界史受験の人なら、知っているかもしれません。
他の実存主義者といえば、キルケゴールが有名でしょうか。
この実存主義という思想が、だいぶ生きるのを楽にしてくれます。
では、実存主義とは何ぞや!という話をします。
サルトル曰く「実存は本質に先立つ」ということです。
ちょっと、すぐには意味がわかりませんね。
「実存」とは、人間であることを指し
「本質」とは、その人のステータス的なものを指します。
例えば、「太郎くんがいる」という文と
「太郎くんはやんちゃな奴だ」という文があったとします。
「太郎くん」が実存に、「やんちゃな奴」が太郎くんの本質になります。
人の性格(=本質)に重きを置かず、人間そのもの(=実存)を大事にしよう!
というのが「実存は本質に先立つ」の意味のひとつになります。
また、「実存は本質に先立つ」のもうひとつの考え方として
人間は生まれた瞬間から何にも束縛されない、というものができます。
つまり、「こうでなければならない」「こうあるべき」というもの(=本質)よりも
人が人であること(=実存)が優越していることを意味します。
加えて、人が成長するにあたって、
本質も後から育っていくということも
指します。
これを知って、気持ちがすごい楽になる言葉だと思いました。
自分は何にも縛られる必要はないと気づかされました。
そして自分の歩んだ過去が今の自分を形成しているのだ!
だから、今までの経験全てを自分と呼べと肯定されている気がします。
哲学と一括りにいっても、思想の内容はさまざまに存在します。
僕はいろいろな立場の哲学を知って、生きる糧にしてみようと思います。
皆さんもぜひ、哲学の世界に触れてみてはどうでしょうか。
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