こんにちは!草加校アシスタントアドバイザーの井内です!
私は現在、埼玉県立大学の1年生です。
看護学科に所属しています。
大学ではまだ看護の専門科目は少ないですが、
今は「看護とは何か」という根本的な概念から学んでいます!
その授業の中で、ナイチンゲールの「看護覚え書」という本を読みました。
この中には看護師として参考にすべき考え方がたくさん載っていますが、
読んでいるうちに日常の生活にも生かせる内容だと思いました。
そこで今日は、皆さんも実践できるような内容を少しお伝えしようと思います!!
●自己管理の大切さ
皆さん、風邪をひいたり病気にかかってしまったとき、初めにどんなことを考えますか?
「どこでうつったんだろう。。。」「この間、人ごみに行ったからだ。。」などと考えませんか?
しかし、体調不良の原因は本当にそれだけでしょうか。
自分の生活や家の環境などは、全く関係ないといえますか?
ナイチンゲールは「正常な空気、水、清潔、陽光」さえ整っていれば、その他の看護は必要ない!とまで言い切っています。
また流行にとらわれた悪い生活習慣を続けることにも、苦言を呈しています。
今一度、自分の学習環境や生活を見直してみてください!!
●変化の重要性
皆さん、受験勉強に追われて息抜きを忘れていませんか。
病院を例にとると、変化のない入院生活は患者さんにとって苦痛でしかありません。
そこで私たち看護師は、病院でも生き生きと過ごせるように
「変化」をもたらすことが必要とされます!
例えば季節ごとのレクリエーションを行ったり、お昼に散歩に行くといったことです。
これによって患者さんの回復のスピードも上がっていくそうですよ!
これは皆さんにも当てはまります。
集中力が続かなかったり、やる気が出なくなってしまったとき、
一度机から離れて、部屋を出てみましょう!
そしておいしいものを食べたり、散歩をしてみたり。
違う環境で勉強するのも、時には良いと思います。
一度気分転換をして、集中力を取り戻しましょう!
ナイチンゲールの生きた時代は、治療の環境が劣悪で、患者は小さい部屋に押し込まれ、
排せつ物の処理もまともにされず、冷たいスープや硬いお肉しか与えられない、、、
といった環境でした。
そう考えると、今の環境はとても恵まれていますね!
その分、私たちは健康について理解して、自分で自分の健康を守っていこうという心構えをもって生活していかなければなりません!
今回はざっとしかお伝え出来ませんでしたが、
これからまた新たな情報が得られたら皆さんにお伝えしますね!
本当に看護の勉強は、私たちの普段の生活にも役立つものですし、
今までの自分の行動を見直すきっかけにもなります。
残念ながらまだ、河合塾マナビス草加校には看護志望の在籍生徒さんはいませんが、、、
少しでも医療や看護について興味のある方は、是非、お話ししましょう!