2019年1月26日土曜日

新事実??皆さんはどうお考えですか??

こんにちは!!
AAの香田直也です。
ついにセンター試験が終わりましたね。
しかし、ここでゴールではありません。
最終受験日まで緊張感を持って勉強に取り組みましょう。


今回は私が世界史好きということもありまして
アメリカの奴隷の歴史について話そうと思います。

世界史や、現代文の評論で出題されるような内容なので
1度目を通してみてください。

15世紀、新大陸発見に伴いアメリカ大陸は西欧諸国の植民地となります。
この時代、覇権を握っていたのはスペイン、ポルトガル
これらの国家はアメリカ大陸の先住民をプランテーションと呼ばれる
大農園で綿花や米の栽培に酷使します。

やがて、先住民人口は病気や伝染病で激減。
労働力が必要となったため、アフリカ西海岸から黒人奴隷を送るのです。
これが黒人奴隷の始まりです。
アメリカが独立しても、国内では奴隷制をめぐって南部と北部が対立します。
皆さんご存知、アメリカ北部のリンカーン大統領による奴隷解放宣言
これは南北戦争中に出されたものです。終わった後ではないですよ〜

なんで戦時中?と思いませんか?
これには北部の巧妙なテクニックがありました。

当時のアメリカ南部は温暖な気候に適した綿花栽培で
産業革命中の原料を求めるイギリスは輸出相手
でした。
北部はその逆で、商工業が発達し、イギリスを競合相手と見ていました。

あなたが当時、イギリスの偉い人だったらどっちに味方しますか?
当然南部ですよね。
そう考えた北部は経済的に必要なかったため、奴隷制に反対していましたが
人道的に反対することにしました


当時西欧諸国はすでに奴隷制を撤廃しています。
奴隷制を疑問視する世界の国々を味方につけ、
国内の黒人も味方につけようと
奴隷解放宣言につながるのです。


結果、北部の勝利で戦争は終わりましたが、
黒人奴隷の扱いは変わりません。
差別や黒人分離政策など酷い扱いを受け続けます。
法的に解消するのは、奴隷解放宣言から100年後の公民権法です。

こういった歴史があるという事実を世界中が認識する必要があると思います。
今でも黒人差別がなくなったとは断言できませんよね。
肌の色だけで差別され、迫害されるなんて残酷です。

事実は事実。
皆さんもこういった事実に向き合い、
社会のために何ができるのか考えましょう。

最終的に道徳的なブログになりました(笑)
長文失礼しました。
息抜きを終えたところで
私立大、国公立入試に向け、勉強がんばってください!!
応援しています。

それではまた今度!!