2022年7月4日月曜日

全統記述模試の成績返却に際して

皆さん、受験生ライフを謳歌できていますか?AAの坂崎貴俊です。

まずは、だいぶ遅れてしまいましたが、全統記述模試お疲れさまでした。
そして、皆さんの手元には自信の成績が渡されているはずです。想像より結果が、良かった人も悪かった人もいると思います。あまりにも無残な志望校判定に、今後に絶望し膝をついた方も多いでしょう。しかしそんな皆さんに、言いたいことが一つ、意識しておいてほしいことが一つ、そして注意してほしいことが一つあります。


まず、言いたいこと。この時期に諦めたりしないでください。
共通テストまではあと6か月半。国立前期までは、おおよそ8か月あります。これを、たったのと捉える人も、まだと捉える人も、どちらもいるとおもいます。
じぶんは、たったのとまだ、両方の認識でいます。
受験生、特に現役生の学力の伸び方は凄まじいです。本番に近づけば近づくほど、それは大きくなっていきます。そのため、今からでも十二分に、有り余るほどに学力が伸びる可能性があります。現時点の成績のみを頼りにして、全てを投げ捨ててしまうのは、いささか早計と言えます。

次に、意識しておいてほしいこと。今は、浪人生が強い時期です。
本格的な問題演習には入れていない現役生の皆様に対して、彼ら彼女らは受験勉強を一年間乗り切った経験があります。その分だけ、現時点では皆さんに対してアドバンテージを取れているのです。
しかし、安心してください。彼らのアドバンテージが生きるのも今だけです。浪人生はすでに受験勉強の大詰めまで行ってしまっているため、たいして学力が伸びません。頭打ちになっています。皆様が今後、主に夏休みや二学期に努力することで、すぐにその差を埋め、追い抜くことができます。今は自分たちの上にいる年上の方々に、吠え面をかかせてやりましょう。

最後に、注意してほしいことです。志望校判定の英字に踊らされないでください。
というのも、あの判定は均等に割り振られていないのです。その大学を志望した生徒のうち、およそ6割はE判定をつけられてしまいます。
そのため、志望校判定で見るべきは英字ではありません。志望した生徒全員における順位です。同じE判定でも、D判定に限りなく近いE判定なのか、ビリに近いE判定なのかによって、今後の方針が大きく変わってきます。
前者であれば、今後の頑張り次第や本番の運しだいで、いくらでも現役合格を狙えます。逆に後者だと、かなり厳しいです。勿論合格できないとは思いませんが、相当量の努力と幸運が必要になるでしょう。
そのあたりの判断をつけるためにも、順位には注意を払ってみてください。


最後に一言。努力してください。
今の成績が良かろうが悪かろうが、努力しなければ落ちます。
もちろん、我々もできる限り勉学に励むためのサポートはさせていただきます。ですが、最終的に勉強するのは皆さん自身なのです。
現役生は伸びが良いと言いはしましたが、それはあくまで努力していることが前提での話です。何もしなければ成績や判定は加速度的に落ち続け、第一志望の大学に落ちてしまうでしょう。
受験結果は、努力した量がそのまま反映されます。やった分だけ返ってきますし、やらなければ落ちるだけです。頑張ってください。

以上。