2022年9月20日火曜日

二学期の過ごし方について


こんにちは。東京工業大学工学院一年の坂崎貴俊です。

今回は現役受験生の皆さんに、自分なりの二学期の過ごし方について話していきたいと思います。
激動の夏休みを終え、皆さんいよいよ二学期へと突入していったわけですが、この二学期をどう過ごすかが受験の結果を大きく左右するといっても過言ではありません。

自分が二学期で最も重要だと思うのが、演習問題を解くことです。
これまで皆さんは、一学期や夏休みを通して基本科目、特に英数国の基礎を固めてきたと思います。それ自体はとても素晴らしいことです。
しかし、受験は基礎だけでは突破できません。どうしても演習問題を解く能力というのは必要になってくるのです。
なので、この二学期を使ってコツコツと実践的な問題を解き、受験に通用する実力を身に着けていきましょう。

また、二学期は理科・社会を伸ばすことも重要です。
これまではどうしても主要三科目である英国数を重点的に勉強してきたと思いますが、受験を乗り越えるには理科や社会の実力も必要不可欠です。
しかしご安心ください。コツコツとした積み重ねが必須な主要三科目どもとは違い、理科・社会は短期間でも実力が伸びやすい科目です。
この二学期に本格的に取り組めば、受験を突破するのに十分な実力がつくことでしょう。

そして、赤本を活用することも重要になってきます。
これは最初に語った演習問題の件と似たような理由なのですが、現在の現役受験生の方々は学力がついているだけの状態であり、まだその学力を活かす方法を知りません。
そのため、赤本を活用し志望校の問題傾向に慣れることによって、より効率的に学力を活用できるようになるのです。
ただ、第一志望校の赤本は終盤まで取っておいた方がいいでしょう。その赤本は、第一志望校の一ヶ月ほど前から使用し、直前の詰めに用いるべきです。そのため、二学期の序盤は他の志望校の問題に慣れておき、直前の期間を第一志望校への対策に充てられるようにしておいた方がいいと思います。


これらが、自分が考える二学期の過ごし方です。
二学期の勉強量は、受験の成果に大きくかかわってきます。
夏休みが終わったからと気を抜かず、しっかりと勉強に励んでください。