2021年10月20日水曜日

過去問の活用法

 お久しぶりです。東京工業大学物質理工学部1年、草加校AAの志村です。
 10月も終わりが近づき、そろそろ本格的に第一志望の大学を決める人も多いのではないのでしょうか。そのうえで絶対に欠かせないものとして、過去問があります。
 そこで今回は、僕が実際に行っていた過去問の活用法について紹介したいと思います。

 僕が、本格的に過去問を解き始めたのは10月の中旬位です。それまでは、河合塾の東工大模試の直前に解いた1年分だけでした。
 最初の方は時間が足りないことが多く、本来の時間よりも伸ばしてできるだけ自分で解けそうな問題は自分で解ききるようにしてました。
 第一志望は、大体の人が自分の現在地よりも少し高めに設定してたり、また問題の傾向も知らないかったりするため、時間が足りなくなるのはしょうがないと思います。それよりも、今の時点で自分がどれくらい解くことができるのか、どこの範囲の知識が足りてないのかを意識することが最初の方は大事だと思います。
 慣れてきたら、時間を意識して問題を解いてみるといいと思います。それと同時に、最低合格点までいくら足りないのかの確認も大切です。点数を取れてない科目の内、あとどのくらい伸びしろがあるのかを確認することで、第一志望校の入試までの短い期間で何をすればいいのか明確化できます。

 また、過去問を解くのはもったいないと思うかもしれませんがそんなことはありません。なぜなら過去問1年分を使い切るのにかなりの時間を要するからです。
 過去問は、ただ解けばいいだけではなく復習をする必要があるからです。そのため1科目だけでも2時間くらいはかかり、結果的には一年分だけで6、7時間かかってしまいます。
 そのため、本番直前ように一年分残して、近い年からやるといいと思います。

 本番まで残り約3ヵ月となりましたが、過去問を有効活用して第一志望目指して頑張りましょう。