こんにちは。早稲田大学商学部2年、草加校アシスタントアドバイザーの山岡です。
皆さん地震は大丈夫でしたか? 自分は地震の影響で教科書などが落ちてしまい、ただでさえ汚い自室がさらに凄惨なことになってしまいました。
ちなみにまだ修復作業は進んでいません。
今回は1、2年の文系の皆さんを対象に、我が愛する科目である「世界史」の魅力について書こうと思います。
日本史と世界史どちらを選択するか迷っている皆さんはぜひ参考にしてみてください。
もう日本史に決めたという方もこれをみて世界史に変えてください。
①グローバルな視野を持つことができる
世界史を勉強すると、グローバルな視野が身につき、世界情勢について詳しくなることができます。
例えばアフガニスタンにおけるタリバン政権の樹立や、「一つの中国」問題をめぐる香港でのデモなど、いま現在世界には多くの問題がありますが、そのような問題が起こった背景には必ず歴史があります。世界史を勉強すれば、そのような世界の諸問題について背景を知り、原因を紐解いていくことができるのです。
②漢字をさほど覚えなくて済む
世界史の魅力の一つとして挙げられるのは、やはり漢字が少ないということでしょう。
ほぼすべての人名、出来事名を漢字で書かなければならない日本史とは違い、世界史は中国・朝鮮史を除けば漢字が出てくることは少なく、容易く覚えることができます。
漢字が苦手だという皆さんは、ぜひ世界史を選んでみてください。
③史料問題・文化史が少ない
歴史を覚える際に鬼門となるのが、史料問題・文化史です。どうしても単純な暗記になりがちな両者は、苦手としている方も多いかもしれませんが、世界史は日本史に比べ、覚えなければならない文化史の量は少なく、史料問題に至ってはほとんど出ることはありません。受験生にとって大きな負荷となるこの二つの負担を減らせるというのは、大きなメリットの一つです。
他にも世界史の良いところは色々ありますが、今日のところは一先ずこのくらいで終わろうと思います。
受験においても、将来においても、世界史を勉強することは良いことづくめであるので、皆さんぜひ参考にしてみてください。
日本史に比べてマイナーである世界史選択者が一人でも増えることを、自分は草葉の陰から祈っています。