2021年10月18日月曜日

AIについて

こんにちは。慶應義塾大学理工学部4年、草加校AAの大石です。

最近はかなり寒くなってきてますね。
ここから体調管理が大切になってきます、無理をせずに頑張りましょう。

今回は自分が大学で勉強している、AIについて簡単に紹介したいと思います。
勉強しているとは言っても浅い知識しかないことをお許しください...m(_ _)m

さて、皆さんはAIという言葉はかなり聞いたことがあるのではないでしょうか。
最近広告ではAIで自動運転!だとか、AIで運命の人とマッチング!だとか、果てにはAIで自動株取引!なんて、少し怪しく思ってしまうものまでありますね。
AIの定義というのは難しいですが、世間的には「人間の代わりに色々判断して自動でやってくれるもの」なんて認知されていそうです。

実際AIの厳密な定義なんてどうでもいいです。雰囲気さえわかればよいのです。
と言いつつもAIと呼ばれるものの中にはいくつか区分が存在しますので説明します。それが、機械学習と深層学習です。
イメージ的にはAI⊃機械学習⊃深層学習という感じですね。AIと呼ばれる区分の中に機械学習があり、その中にさらに深層学習があります。

少し話はそれましたが、AIって何なんですかね?
自動運転ができたり、株取引ができたり...仕組みを知らないからなんだかすごいものに思えてきます。
まるで魔法のようにすら思えますが...、実はAIの正体はなんと「数学と膨大な計算」です。
数学が苦手な人には魔法が解けてしまいましたね。逆に数学が好きな人にとっては魔法が増したかもしれません。

もう少し具体的に仕組みを説明します。
まず、計算するプログラムと、沢山のデータを用意します。
この計算するプログラムに、人間がデータと正解を入力してあげます。
するとプログラムはデータの特徴をうまくとらえ、こういうデータが来たときはこういう正解を出せばいいんだ!というものを学習します。
大量のデータ全てに対してそれを行い学習が終わると、データだけ与えれば正解を教えてくれるプログラムが完成します。
この過程に数学が使われており、膨大な計算が発生するのです。

少し説明が大雑把ですが、大まかな内容はこんな感じです。
実は正解をもとに学習を行うことを教師あり学習と言いますが、正解がない教師なし学習というのも存在します。AIは色々あるので調べてみてください。

調べるうちに、こんなのなんの役に立つんだ...と思っていた高校の数学、特に微分と積分(とこれから増える数Cの行列という分野)が魅力的になるかもしれません。
高校の勉強は基礎ばかりで、すぐに役立つことはあまり学べません。
しかしそういったものの積み重ねの先にAIなどの最新の技術があることを少しでも知ってもらえて、勉強を面白く感じてもらえたら嬉しいです。