こんにちは。
マナビス草加校の永井です。
私は大学時代、心理学科でした。心理学の紹介をします。
青学に在学時は文学部でしたが、現在は教育人間科学部です。
日本の大学では、心理学は文学部を中心に配置されています。
もともと心理学は哲学から派生した学問とも捉えられています。
ただ、有名なフロイトは医者でした。
欧米では理系に配置されていることが多いようです。
内容としては、統計学のような考え方が基本です。
よく、心理学をやれば人の心が読めますか?!
と聞かれますが、残念ながら読めません笑
学問としては、人がある条件や環境にあるとき
どのような反応や行動をとる可能性が高いのか
実験や質問紙(アンケート)を元に数値で証明します。
信頼性と妥当性という概念があり、
信頼性はどのくらい反復して起こるかを検討します。
つまり、偶然に起こったわけでなく、何らかの要因によるという前提。
たまたま起こったことを、一般化することはできません。
妥当性とは、調べたい内容を
ちゃんと調べているかということです。
東大生はピアノを習っている人が多いからピアノを習わせる!
そうすれば、東大に行ける!
という考え方は要注意。
ピアノを習っているご家庭は高収入が多いです。
つまりピアノを習っているから学力が高いのではなく、
高収入で教育に費用をかけられるから
高学歴になる可能性が高いという仮説が立ちます。
これを、データ、数値で検証する学問。
単なる経験や直観で説明するのは
哲学的な領域になります。
書いていると長くなりますが、、、
心理学に関して、なんとなくは伝わっているとうれしいです。